ふりがな
すべてが海に棲み、そのほとんどが深海魚である。水深30m-500mの砂地や泥の海底に生息する。
見た目の特徴は頭部が大きく幅が広いこと。体はやわらかく平たい。手足のように変形したヒレで海底を移動する。肉食性で、口が大きく、歯が発達している。
頭には2本のアンテナ状の突起があり、長い方には皮がついている。アンコウは泳ぎが下手なため、泳ぎの上手な魚を追い回しても逃げられてしまう。そこで、海底の砂に潜り待ち伏せ、その突起の皮を水面で揺らし、これをエサだと思って寄ってきた魚を、丸呑みにして捕食する。魚を襲うのに適するため、口はやや上を向いている。
アンコウ
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