ふりがな
ナマズのなかまは平たくつぶれた大きな頭部と幅広い口、そして感覚器官として発達した長い口ヒゲが特徴。
食用魚あるいは観賞魚として世界の多くの地域で利用されている。スズキ・コイのなかまに次いで3番目に大きな一群となっている。
淡水魚がほとんどで一部海水魚も含まれるが、その多くは汽水域、ときには淡水進出する。
口ヒゲには食べ物の味を感じる小さな器官(味蕾)などの感覚器官が発達している。
口ヒゲを活発に動かして周囲を探りながら移動して、餌を探すときにはヒゲを最大限に活用している。
夜間に活動するものや、視界不良の濁った水域に住む種類では眼が退化的で小さいことが多く、口ヒゲに依存する度合いが大きい。
空気呼吸のための特殊な器官(上鰓器官)をもち、水の外でもある程度生存が可能な種類もいる。
体表面には鱗がなく、一般的に滑らかである。体は粘液に覆われぬるぬるしていることが多い。
ナマズ目
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