ホウボウ

ホウボウ
ふりがな

あたまおおきく、くにしたがってほそくなる円錐えんすいがた体型たいけいをしている。腹面ふくめんしろいが背面はいめんはい褐色かっしょくあかのまだら模様もようをしている。
頭部とうぶかた骨板こつばんにおおわれ、とがった鼻先はなさきしたおおきなくちひらく。胴体どうたいはザラザラしたこまかいうろこにおおわれる。

おおきなむなびれを開閉かいへいさせておよ様子ようすとりばたきのようにえることから、英語えいごではホウボウぞく各種かくしゅさかなをSeaRobin(うみのコマドリ)とぶ。
海底かいていを「あるく」ことができるので、ホウボウのはこのようにして「方々かたがた歩き回あるきまわるところからたとわれている。

遊泳ゆうえい胸鰭むなびれをたたみ、からだをくねらせておよぐが、獲物えものさがとき胸鰭むなびれひろげ、あしのように変化へんかした胸鰭むなびれ軟条なんじょう3つい砂泥底さでいていあるくように移動いどうする。
軟条なんじょうさきあじかんじることができ、すなにもぐった獲物えものさぐる。しょくせい肉食にくしょくせいで、エビ、カニ、小魚こざかななどをおおきなくち捕食ほしょくする。

はらびれは海底かいていを「あるく」のに役立やくだつとかんがえられていたが、実際じっさいには海底かいていからえさげるのに使つかわれている。らえられると、カエルの鳴き声なきごえおとはっする。

ホウボウ/ホウボウ科
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

キャラクター ホウボウのなかまたち

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