ふりがな
ウナギによく似た細長い体型の海水魚で鱗はない。食用や観賞用で利用される種類を多く含む。
150以上の種類が知られ、分類は、チンアナゴ類、ホンメダマアナゴ類、クロアナゴ類の3つにわかれる。
好みの環境や水深は種類によって異なり、砂や泥が混じる海底、海面近くにある岩場、浅い海、深海と、様々な環境に色々な種類が生息する。
チンアナゴなどの砂や泥が混じる海底に生息する種類は集団を作り、巣穴から頭だけもしくは半身を海中に乗り出しており、プランクトンを捕食する。
マアナゴなどの種類は、昼間には海底の砂や泥の中や、岩石のすき間にひそんでいて夜になると泳ぎだして獲物を探す。
肉食性で、小魚、甲殻類、貝類、頭足類、ゴカイなどの小動物を捕食する。
アナゴ科
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