ふりがな
カレイの仲間と同じように左右に扁平な体型をしていてカレイと区別が付きにくい。
俗に「左ヒラメに右カレイ」と言われるように、ヒラメの目は両目とも頭部の左側半分に偏って付いているのが大きな特徴。
ヒラメはカレイと比べて口が大きく、歯も1つ1つが大きく鋭い。
またカレイと異なり、体全体を使った比較的俊敏な動きが可能である。
ヒラメは海底で両目のある体の左側を上に向けて生活しているため、その両目は常に上の方を向いている。
沿岸の砂泥地を好み夜活動する。昼はよく砂泥中に身を潜め頭だけ出しているが、砂に潜らない場合は体の色を海底と同じ色にする。
主に海底に住む小魚、小型甲殻類を食べる。幼魚のときにはケンミジンコなども捕食するが、成長するにつれ魚類を捕食する割合が増え、成魚では9割が小魚となる。
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