ふりがな
ウミヘビは海生に適応したヘビ。体型は種類によって異なり、腹盤を持たない種やよく陸に上がるために腹盤を持つ種などさまざまな種がいる。
尾は縦に平べったくなっており、泳ぐのに適している。泳ぐ際は体を横にくねらせて泳ぐ。
また、横縞を持つ種類が多い。これは横縞を持つコブラの仲間から進化してきたためであるという説がある。
性質は大人しい種類が多いが、手で持つと咬まれることがある。また好奇心から近付いてくる事もあるようである。
ウミヘビ科のヘビは、獲物や敵の神経の放電を塞ぐ神経毒を持ち、咬まれると主に麻痺やしびれが起き、やがて呼吸や心臓が停止して死にいたる可能性がある。
海中で咬まれることが多いため、放っておくと身動きが取れなくなり溺死してしまう恐れもあるので、もし噛まれた際は速やかに陸もしくは船上に上がること。
「魚に似たヘビ」と「ヘビに似た魚」の両方が、ウミヘビとして扱われている。
ウミヘビ
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