サンマ

サンマ
ふりがな

くちひらかた比較的ひかくてきちいさく、ダツ魚類ぎょるい同様どうよう細長ほそながあごをもつもの、下顎したあごがやや突出とっしゅつしたみじかしゅなどさまざま。
ちいさい。背鰭せびれ臀鰭しりびれ後方こうほうに4-7ほん小離鰭しょうりきをもつ。かくぞく小型こがたしゅ浮き袋うきぶくろをもたず、卵巣らんそう片側かたがわにしかない。

動物どうぶつせいプランクトン・甲殻こうかくるい小魚こざかなさかなたまごなどをべる。
ちょうみじかいため摂食せっしょくしたえさは、20ふんから30ふん程度ていど短時間たんじかん消化しょうかされ体外たいがい排出はいしゅつされる。
捕食ほしょくしゃからげるときにはトビウオのように水面すいめんから飛び出とびだして滑翔かっしょうすることもある。

うろこちいさいうえにはがれやすく、漁船ぎょせんから水揚みずあげされるさいにほとんどのうろこがはがれちてしまう。
サンマの内臓ないぞうにはおおくのうろこふくまれていることがあるが、捕食ほしょくした小魚こざかなうろこではなくそのようなかたち呑み込のみこまれたサンマみずからのうろこである。

漢字かんじの「秋刀魚サンマ」の由来ゆらいは、あきしゅんむかえよくれることと、ほそ柳葉形やないばがた銀色ぎんいろかがやくその魚体ぎょたいかたな連想れんそうさせることにあり、「あきれるかたなのようなかたちをしたさかな」との含意がんいがあるとかんがえられている。


出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

キャラクター サンマのなかまたち

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