ニマイガイ

ニマイガイ
ふりがな

からだ左右さゆうに1つい2まい貝殻かいがらをもつ。てきると軟体なんたい部分ぶぶんからにひっこめ、閉殻筋へいかくきん貝柱かいばしら)でからじてまもる。

2まい貝殻かいがらは、からだ左右さゆうにつく。から同士どうし蝶番ちょうつがい接触せっしょくし、たがいに靱帯じんたいむすびついている。アサリのようにすなもぐるものでは、まいから左右さゆう相称そうしょうになっているが、ホタテガイやカキのように片方かたほうからしたにして定位ていいするものでは、対称たいしょうとなって、一見いっけん腹背ふくはいからがあるようにえる。
から表面ひょうめんにヤスリよう構造こうぞうがあり、からうごかすことでいわけずってあなるのに使用しようする。

いずれも全身ぜんしんからつつまれ、からあいだからときどきあしして砂泥さでいもぐなおしたりするだけの生活せいかつであり、活発かっぱつ運動うんどうするものはない。
ホタテガイのように、一時いちじてき遊泳ゆうえいするものもあるが、普段ふだんはあまりうごくものではない。

おおくのものが砂泥中さでいちゅうからだめ、水管すいかんどろうえして生活せいかつしている。岩の上いわのうえやその異物いぶつうえ固着こちゃく生活せいかつするものもおおい。
ほか動物どうぶつ寄生きせいするものもられる。

えさ水管すいかんから吸い込すいこんだ微生物びせいぶつ有機物ゆうきぶつ微粒子びりゅうし(デトリタス)を、えらでこしってべる、いわゆる濾過ろか摂食せっしょくおこなうものがおおいが、原始げんしてき体制たいせいのものはえらろ過機能ろかきのうがなく、からそと唇弁しんべんばし、堆積たいせきぶつちゅうのデトリタスを直接ちょくせつ摂取せっしゅする。

二枚貝
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

キャラクター ニマイガイのなかまたち

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