ヒトデ

ヒトデ
ふりがな

ほしがたをしたきもの。おおくの言語げんごで「ほし」にちなんだばれている。ヒトデという和名わめいは「ヒトの」を意味いみする。
おおくは5ほん、あるいはそれ以上いじょううでち、このうではらがわならんだ管足かんそくという体液たいえきまった細長い管ほそながいくだ使つかって自由じゆう移動いどうする。背面はいめんにもちいさなかんそくじょう突起とっきるが、これはびることはなく、呼吸こきゅうおこなっているものとされ、サイとばれている。

すべてはうみんでおり底生ていせい動物どうぶつうごきはゆっくりしていて素早すばやくない。およぐこともない。
一見いっけんかたそうな外見がいけんはんして柔軟じゅうなん変形へんけいさせることができる。おおきなヒトデがしんじられないようなちいさな隙間すきまはいんでいることがあったり、またかえされた場合ばあいにはからだおおきくひねってもともどることができる。
一部分いちぶぶん切除せつじょなどによってうしなわれたときに再生さいせいをする。再生さいせい能力のうりょくたかいことでも有名ゆうめいうで一本いっぽんだけでも再生さいせいでき、しゅによってはうでをつかむとせつする。また、ぷたつになっても再生さいせいし、その場合ばあいには2ひきになる。

はらがわ中央ちゅうおうくちがある。肉食にくしょくで、かいんださかななどをべる。
かた独特どくとく二枚貝ニマイガイうでかかみ、かんそくちからでじっくりと時間じかんをかけてける。さらに、体外たいがいすことができ、これで食物しょくもつつつんで消化しょうかえきし、そのまま消化しょうか吸収きゅうしゅうしてしまう。このような特殊とくしゅかたで、普通ふつう動物どうぶつにはべにくい固着こちゃくせいかい(カキとう)などもえさにしてしまう。

ヒトデ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

キャラクター ヒトデのなかまたち

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