ハタ

ハタ
ふりがな

熱帯ねったいから温帯おんたいうみ分布ぶんぷし、あさうみ岩礁がんしょうやサンゴしょうおお生息せいそくするが、マングローブなどの汽水いき侵入しんにゅうする種類しゅるいや、水深すいしん200m以深いしん深海しんかい生息せいそくする種類しゅるいもいる。

おおくの種類しゅるい雌性先熟しせいせんじゅくせい転換てんかんおこなうことがられている。わか個体こたいはメスがおおく、おおきく成長せいちょうした個体こたいのほとんどはオスである。
すべての種類しゅるい肉食にくしょくせいで、魚類ぎょるい甲殻こうかくるい頭足類とうそくるいなどをおおきなくち捕食ほしょくし、ときには自分じぶんからだ半分はんぶんほどもある獲物えものにも貪欲どんよくおそいかかる。

形態けいたいじょう特徴とくちょうとしては、くちおおきくて、したあごがうわあごよりまえ突き出つきでること、からだに対するあたまとひれの割合わりあいおおきいこと、からだ断面だんめんしたがふくらんだ楕円だえんがたであることなどがげられる。
体色たいしょく種類しゅるい成長せいちょう段階だんかいによって非常ひじょう多彩たさいで、あかだいだいあお灰色はいいろなどのあざやかないろが、水玉みずたま模様もよう大小だいしょう斑点はんてん、しま模様もようなど様々さまざまはいされている。

食用しょくよう漁獲ぎょかくされ、とくにハタるい高級こうきゅう食材しょくざいとしてあつかわれるが、シガテラどく体内たいない蓄積ちくせきする種類しゅるいもいるので注意ちゅうい必要ひつようである。


出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

キャラクター ハタのなかまたち

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