ふりがな
細長くドジョウに似た体型で、側扁(左右に平たい)する。背鰭は長く背部から尾鰭にまで達する。腹鰭は非常に小さい。背鰭は意外に硬く、持つと痛い。
胸鰭は小さく退化的で、腹鰭も多くの種類で矮小化、あるいは欠いている。
吻から肛門までの距離は、尾鰭から肛門までの距離よりも長い。
肋骨をもたない。側線はないか、あっても短い。親魚が卵を守る習性がある。
体が入る程度の大きさの穴に巣を作るが、自分で穴を開けることはできず、珊瑚に貝類が開けた穴や、空き缶などを利用する。
ギンポの語源ははっきりしないが、江戸時代の銀貨である丁銀に似てイルカらとも言われる。
市場魚貝類図鑑/ギンポ
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