ふりがな
太平洋・インド洋・大西洋など世界中の温暖な海に分布し、沿岸域の岩礁やサンゴ礁で暮らす仲間が多い。
テンジクダイ科魚類は一般に左右に平たく側扁し、種類によってはやや細長い体をもつ。背鰭は2つで、互いの間隔は離れている。
の一部が淡水・汽水域に進出するほか、純粋な淡水魚も含まれる。
ほとんどの種類は夜行性である。親魚が受精卵を孵化するまで口にくわえて保護する、いわゆるマウスブルーダーの魚類が多い。
卵の保護は雄が行うことが多いが、種類によっては雌が担当する場合もあると推測されている。
特徴的な体型・体色により観賞魚として知られる仲間もあるが、そのほとんどが、知られておらず地味な存在である。
腹部に発光器官をもち、生物発光を行う種類もおり、とても多くの種類が見られる。日本人の釣り人にとって馴染み深いネンブツダイはこの種に入る。
テンジクダイ科
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