ふりがな
300種類以上が知られ、おもに熱帯地方の浅い海に分布する。
その中にはイソギンチャクと共生することで有名なクマノミ類も含まれる。鮮やかな色をした種類が多く、観賞魚としてよく飼育される。
スズメダイ単体としては低水温には8℃まで耐えられるとされていて、鱗は厚く、体に対して比較的大きい。
背びれの最後の付け根にある白い点が特徴である。ただしこの点は死ぬとすぐに消えてしまう。
水深30mまでの岩礁域に群れをなして生息する。スズメダイの名の由来は、スズメのように小さい、目がスズメに似ている、スズメのように群れる、などの説がある。
繁殖期は夏で、オスとメスが岩の上などに円状に産卵する。オスは産卵後も巣に残り、卵に新鮮な水を送ったり、卵の上のゴミを取り除いたり、卵を狙う外敵を追い払ったりして卵を守る。
スズメダイ,スズメダイ科
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