カワハギ

カワハギ
ふりがな

体からだは菱形ひしがたで上下じょうげに平ひらたい。背せびれの第だい1条じょうと腹はらびれは太ふとく短みじかい棘とげになっている。
また、オスは背せびれの第だい2軟条は糸状いとじょうに細ほそく伸のびるので、メスと区別くべつできる。腰骨こしぼねの後端こうたんには3節せつにわかれた鞘さや状じょう鱗うろこがある。
体からだ色しょくは青あお灰色はいいろや褐色かっしょくで、個体こたいによって淡あわいまだら模様もようや黒くろっぽい縦縞たてじまが入はいる。
口くちは小ちいさいが、中なかにはペンチのような頑丈がんじょうな歯はがある。全身ぜんしんが丈夫じょうぶでざらざらした皮膚ひふに覆おおわれているが、この皮膚ひふは料理りょうりの時ときにすぐに剥はがせることが和名わめいの由来ゆらいとなっている。

日本列島にほんれっとう周辺しゅうへんでは北海道ほっかいどう以南いなんから東シナ海ひがししなかいまで分布ぶんぷしており、南みなみの方ほうが生息せいそく数すうが多おおい。
水深すいしん100m以浅の、砂底すなぞこと岩礁がんしょうが混まじるような環境かんきょうに生息せいそくする。昼ひるに活動かつどうするが、夜よるは海藻かいそうなどを口くちにくわえ、つかまって眠ねむる習性しゅうせいがある。

食性しょくせいは肉食性にくしょくせいで、ゴカイ、貝類かいるい、ウニ、甲殻こうかく類るいなど様々さまざまな小しょう動物どうぶつを餌えさとする。口くちに水みずを含ふくんで砂地すなじに勢いきおいよく吹ふきつけ、砂すなに潜もぐった生物せいぶつを巻き上まきあげて捕食ほしょくする。殻からに覆おおわれたカニや貝類かいるいなども、頑丈がんじょうな歯はで殻からを噛み砕かみくだいて食たべてしまう。また、エチゼンクラゲを集団しゅうだんで襲おそうことが観察かんさつされており、砂中さちゅうに生息せいそくする多毛たもう類るいより捕食ほしょくしやすいクラゲを好このむことも確たしかめられている。

産卵さんらん期きは夏なつで、砂底すなぞこに産卵さんらんする。幼魚ようぎょはアミメハギに似にており、海藻かいそうの多おおい岩礁がんしょう海岸かいがんなどで見みられる。成長せいちょうするにつれ岩礁がんしょうの沖合おきあいで生活せいかつするようになる。

カワハギ科
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

キャラクター カワハギのなかまたち

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