コオリウオ

コオリウオ
ふりがな

南極なんきょく海かいと周辺しゅうへん海域かいいきに分布ぶんぷする。口くちを前まえに突き出つきだすことができない。口先くちさきは長ながく伸のび、縦たてにつぶれてヘラのようになっている。
背鰭せびれは2つで、第だい1背鰭せびれは棘条きょくじょうのみ。腹鰭はらびれは幅広はばひろく、際立きわだって大おおきい。

南極なんきょく海かいとその周囲しゅういの寒冷かんれいな海域かいいきに分布ぶんぷし、底生ていせい生活せいかつに適応てきおうし浮き袋うきぶくろをもたないが、一部いちぶの種類しゅるいは浮力ふりょくを得える手段しゅだんを身みにつけ、中層ちゅうそうを遊泳ゆうえいして生活せいかつする。
魚さかなの血液けつえきは無色むしょく透明とうめい。

低てい水温すいおんへの適応てきおうが著いちじるしいグループである。ほぼすべての種類しゅるいで赤血球せっけっきゅうを欠かいており、血液けつえきは無色むしょく透明とうめいとなっている。血液けつえきには糖とうタンパク質しつが多量たりょうに含ふくまれており、凝固ぎょうこ点てんを下さげる不凍液ふとうえきの役割やくわりを果はたしている。
筋肉きんにく中ちゅうのミオグロビンもない。酸素さんその取り込とりこみは通常つうじょうよりも多量たりょうの血液けつえき(血管けっかんは太ふとく、心臓しんぞうも肥大ひだい化かしている)と皮膚ひふ呼吸こきゅうによってまかなわれており、逆ぎゃくに酸素さんそが豊富ほうふな極低温きょくていおんの海水かいすい以外いがいでは生存せいぞんできないと考かんがえられている。

ミオグロビンとは…筋肉きんにく中ちゅうにあって酸素さんそ分子ぶんしを代謝たいしゃに必要ひつような時ときまで貯蔵ちょぞうする色素しきそタンパク質である。
クジラ、アザラシ、イルカなど水中すいちゅうに潜もぐる哺乳類ほにゅうるいは大量たいりょうの酸素さんそを貯蔵ちょぞうしなければならないため、これらの筋肉きんにくには特とくに豊富ほうふに含ふくまれている。
一般いっぱんに動物どうぶつの筋肉きんにくが赤あかいのはこのタンパク質に由来ゆらいする。

ノトテニア亜目/コオリウオ科
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

キャラクター コオリウオのなかまたち

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